2022/09/23 12:00

9月も後半に入り、長袖が登場する日も増えてきて、自動販売機でもアイスコーヒーからホットコーヒーへと移行する時期になってきました。

 

秋の始まりを感じる101日は「都民の日」を始め「トンカツの日」「日本酒の日」「メガネの日」など多くの記念日が存在しますが、本日は「コーヒーの日」をご紹介。コーヒーの起源やコーヒー豆カスの二次利用方法についてもご紹介したいと思います。

 

    

101日はコーヒーにとって始まりの日。美味しく楽しく知識アップ。

10月1日は「コーヒーの日・国際コーヒーの日」とされ1983年に一般社団法人・全日本コーヒー協会によって制定されました。寒くなりコーヒーへの需要が高まる時期であること、もっとコーヒーに親しみを持ってほしいという願いを込めて定められたそうです。

 

また、101日はコーヒー豆の収穫が終わり、新しいコーヒー豆栽培が始まる時期であることも関係し、国際的にもコーヒー記念日として親しまれています。

 

この記念日を祝い、キャンペーンやイベントも行われているようですね。

  

   

●コーヒー記念日にコーヒーのプロによるオンライン相談会を開催。


大手コーヒー企業であるUCCでは101(14:0015:00予定)にコーヒーのプロが消費者から寄せられたコーヒーへの疑問やSDGsに関する知りたい事を応えてくれるイベントを開催。

YouTube生配信(無料)によるイベントなので、ご自宅でコーヒーを飲みながら、さらにコーヒー知識が深まる時間が過ごせそうですね!

詳細はコチラ:https://www.ucc.co.jp/company/news/2022/rel220901a.html

 

 

 

●美味しいコーヒーの淹れ方講座や喫茶店の裏情報が聞けちゃうかも。


 全日本コーヒー商工組合連合会では、101(18:0020:00予定)にオンラインイベントを開催。コーヒーインストラクターによる美味しいコーヒーの淹れ方や、喫茶店の裏情報が聞けてしまうイベントのようで、自宅に居ながら夕飯後の1杯が特別な1杯になるかも!?!

詳細はコチラ:https://www.gesso.jp/happy-coffe-new-year/

 

 

 

両イベントとも、101日のオンラインイベントなので、お昼からはしごしてみるのも楽しいかもしれませんね!


 

  

 

 ■コーヒーの歴史には諸説ある。日本に入ってきたのは江戸時代?

いまや世界中で飲まれているコーヒーですが、コーヒー実は赤色というのはごぞんじでしょうか。この実を乾燥や焙煎を行い、さらに濾して飲もうと思った起源はどこにあるのでしょうか。

 

コーヒーの由来は諸説存在するそうですが、有力とされているのは以下の2つです。

●シーク・オマール伝説

イスラム教の聖職者シーク・オマールが口にした説。

彼は疫病が流行っていたモカという街で祈祷を捧げ、多くの人を癒していた中、モカ王の娘の病気も癒してあげました。しかしオマールは娘に恋心を抱き、オウサブという山中に追放されてしまします。

食べ物も満足になかったオマールは1匹の小鳥が木に止まり、陽気にさえずるのを発見。その小鳥が止まっていた木がコーヒーの木でした。空腹だったオマールはその赤い実を食べたところとても美味しかったので、持ち帰りスープにして飲んだのがコーヒーの始まりだと言われています。

 

●カルディの伝説

アラビア人のカルディという山羊飼いはエチオピアの草原で放牧生活をしていました。ある時、飼育しているヤギが赤い実を食べているのを発見し、カルディ自身も食べてみることに。するととても美味しく、その後も病みつきになり食べたそうです。

そこに山の僧侶たちが通りかかり、コーヒーの実のおいしさを知ります。また食べたあとにスッキリとしたことから、眠気覚ましとしても僧侶たちの間で広まっていったそうです。

 

 

その後、ヨーロッパ諸国に伝わり、日本へも江戸時代にコーヒー文化が入ってきます。(諸説あり)

しかし当時の日本は鎖国時代、珍しくて苦いコーヒーは庶民の間にはさほど広まらず、明治以降に流行り始め、庶民の飲み者として広まっていったそうです。


  

 

■使用済みのコーヒー豆カス、活用方法はあるの?

世界中で愛されているコーヒー、日本人は平均どのくらい消費しているのでしょうか。

 

農林水産省が発表しているデーター(2020)によると、日本人一人が1週間当たりに飲む杯数は11.53杯であったと言われています。実に2日に3杯。

 

2020年のコロナ前ということなので、リモートワークや在宅勤務が増えた今、コーヒーの需要は高まっているかもしれませんね。

 

 

毎日多くのコーヒー豆カスがゴミとして廃棄されていく中、消臭剤や肥料としてご家庭で二次利用されている方もいるようです。

コーヒー豆カスは、消臭剤として一般的な「炭」の2~5倍もの消臭力があるとも言われているようなので、冷蔵庫や食器棚のキッチン周り、お手洗いや靴箱など活用できる場所がたくさんありそうですね!

 

簡単に手作りできるようなので、トライしてみてもいいですね。

 

また肥料としても活用されている方もいるようですが、肥料を手作りするのはなかなか手間がかかるようで…。しかし、コーヒー豆カスには猫除け、ナメクジ、害虫よけに効果があるという意見もあるようで、来てほしくない場所やナメクジが発生しやすい場所にササっとかけると効果的という声も聞かれました。

 

TAILORED CAFEさんのHPではその他にも

入浴剤として、染色剤として、はたまたぬいぐるみの中身として、

などちょっと変わったコーヒー豆カスの二次利用方法が紹介されていました。

 

 

寒くなってきた夜風の中、ゆっくりコーヒーを楽しみながら短い秋を楽しむのもいいですね。

 

 

参考HP

UCC上島珈琲:

https://www.ucc.co.jp/

 

キーコーヒー

https://www.keycoffee.co.jp/

 

全日本コーヒー商工組合連合会:

https://ajcra.org/

 

農林水産省

https://www.maff.go.jp/index.html

 

TAILORED CAFÉ:

https://onlinestore.tailoredcafe.jp/blogs/blog/coffeegrounds

 

 

 

 

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