2022/08/19 14:05

お盆も過ぎ、子どもたちの夏休みも残り少なくなってきましたね。

古来からの暦では8月7日に立秋を迎え、カレンダーでは秋が始まっているようです。

さて、「夏至」「立秋」など季節をあらわす言葉としてよく使用されていますが、二十四節気(にじゅうしせっき)という名称はご存じでしょうか。

 

今回はこの季節をあらわす二十四節気と、東京の気温変化についてご紹介したいと思います。


■古来の中国より伝わった二十四節気。季節の名称を知って移り変わりを楽しもう

二十四節気(にじゅうしせっき)、春分、夏至、冬至など多くの場面で目にする季節をあらわす名称です。太陽の動きを基準に、1年の季節の変化を分かりやすく伝えるために作られたと言われています。

 

1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つの「節(せつ)、節季(せっき)」や「気((ちゅう))、中気(ちゅうき)」に分けられます。1節(または節季)15日単位でかわるため、15日×24節季=360日 の1年間に分けられています。

 

また古来中国より伝わり日本に広まっていったと言われており、中国では農作業の目安になるようにと制定されたそうです。それぞれの二十四節気が当てはめられている月がありますが、現在の暦に合わせるとだいたい3節ほどのずれがあります。

 

冷凍食品やパックごはんなどを展開しているTableMark(テーブルマーク)株式会社さんでは、忙しい日々でも季節の移り変わりを感じて欲しい、食材の旬を感じて欲しいという想いから、それぞれの二十四節気にちなんだレシピなどをHPで公開されています。

 

8月後半の節気は「処暑(しょしょ)」です。ぜひ、季節の旬を探してみてくださいね。

 

コチラから

https://www.tablemark.co.jp/rice/24sekki/index.html


■最高気温は年々上がっている。100年前との比較ではどのくらい違うのか


暦上では秋が始まっている… と話したばかりですが、9月中もまだまだ暑い日がつづきますよね。

気候変動、異常気象など温暖化が社会問題として認識されている現代ですが、100年前の1900年前半と現代ではどのくらい最高気温に差があるかご存じでしょうか。

 

以下は気象庁が公開している年毎の最高気温(東京都)をグラフ化したものです。

横軸の年代を10年毎に区切り、最高気温の平均値をとったものになります。



                  最高気温が100年前に比べると2度ほど上昇している


火山活動や雨量などの自然変化によって、冷夏になった年もありますが、相対的にみても年々最高気温が右肩上がりになっています。特に1980年代からは気温上昇が続き、直近10年間では35度以上の日数が80ほども。1930年以前では10日前後、1950年頃には20日前後と35度となる日が少なく、年々気温が上昇しているのが分かります。

 

 

熱中症という言葉も当たりまえになりつつある今、すこしでもこの環境を残していけるように、自分たちができる取組みから少しずつ始めていきたいですね。



OneLuckの和紙素材は土壌分解速度が高く環境にやさしい素材。

OneLuckが使用している和紙素材は土に埋めると3-4ヵ月で土壌分解される素材です。同じ天然繊維のコットンでも2-3年、化学繊維では小さくはなりますがマイクロプラスチックになり、完全に分解されるのは現段階の技術では難しいと言われています。

 

洋服から、タオルから、身近にある毎日使う日用品から環境にやさしいものを選び、地球環境を考えてみるのもいいですね。

 

 

 


参考HP

・国会図書館

https://www.ndl.go.jp/koyomi/chapter3/s7.html

・気象庁 データー資料

https://www.jma.go.jp/jma/menu/menureport.html

TableMark

https://www.tablemark.co.jp/